chain reaction

光と影 社会課題の多様性

2016.02.27

社会的な課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネスの潮流は、世界で広がっています。こんにちでは、複雑な要素が絡み合って社会的な課題が生じています。
そうした課題が気になって解決に挑戦しようとする事業者を、支援するのが私の仕事です。その中でいつも思うことは、事象の何を課題と定義するかは多様だ、ということです。

 

光の当て方で次第で、影の形、色が変わるように、事象に対してどの視点で捉えるかで、課題そのものの意味が変わってきます。視点によっては、事象は課題ですらなくなります。
私は、ビジネスプランがまだぼんやりしている最初の時点で、できるだけ多くの多様な視点から捉えることを勧めています。
時には、それは本当に課題なのか?という問いを立てることが大事です。

 

多様な視点から何度も眺めていくことで、事象の根源的な本質が見えてきます。すると解決策を編み出しやすくなります。課題が複雑化しているからこそ、多様な視点によって、繰り返し捉え直し続ける(再定義しなおし続ける)ことが大切。
多様性には多様性で対処する。
多様な視点で、高みから鳥の目で、足元から虫の目で事象を見てみたい。

きっと、事象の異なる姿が見えてくる。

Profile

秋葉芳江
総合電機メーカーでビジネスコンサルタント等を経て、1998年起業、環境保全分野の社会的企業家として歩む傍ら、ソーシャルビジネスの創業支援に関わる。2013年からOfficeSPES代表。未来を拓く事業コンサルタント。